イースターの日に♪

今回のLiveをおこなう4月9日は、今年のイースターの日にあたります。

イースターは「春分の日以後の最初の満月より後にくる最初の日曜」という複雑な定義がなされている移動祝祭日で、今年でいえば、春分の日にあたった3月21日以降の最初の満月が4月6日、その後の最初の日曜が4月9日、となるわけですね。


諸説あるようですが、「イースター」は北方神話の春の女神「Eostre」に由来するという説に、もっともしっくりくるものを感じます。

クリスマスの起源「冬至祭」がそうであったように、本来はキリスト教とは関係のない異教徒の「春の祭り」だったものが、キリスト教布教の際に、意味を変え、普及したと言われています。

暗い冬から、草木が芽吹き、動物たちがうごきまわる春へと移り変わるこの季節の喜びは、寒さ厳しい地域であればあるほど、大きくなることでしょう。


同じ行事を、英語、ドイツ語、ポーランド語等以外の多くのヨーロッパ諸言語地域では、ギリシア語: Πάσχα(パスハ)に由来する言葉で祝っているようです。

たとえばスウェーデン語では、イースターのことを「Påsk(ポスク)」と呼び、ユール(Jul:クリスマス)やミッドソンマル(夏至祭)と並ぶ最も重要な年中行事の一つです。

イースターが近づくと、色とりどりの「羽飾り」が木々に飾られ、生き生きとしたチューリップやスイセンが町の至るところで見られるようになります。まさに待ちに待った春の兆しに、人々の心が華やぐ季節の到来です。

宗教色はなく、本来の、長く厳しい冬が終わって訪れた春を祝う行事、となっている国も多いようです。


ちなみにスウェーデンでは、子どもたちは頬を赤く塗り、そばかすを付けて、スカーフを巻き「Påskkärring(ポスクシャーリング)」と呼ばれる魔女に仮装し、アメリカのハロウィンのようにお菓子をもらって歩くことから始まるそうです。

魔女はイースターの前の木曜日に箒に乗ってやってきて、復活祭の日曜日に戻っていくという古い言い伝えがあるとか。この風習は1800年代から続いているようです。とくに北部では藁人形の魔女を飾り、イースターの夜に焼き払うという風習もあるそうです。


スウェーデン語では「ハッピーイースター!」にあたる言葉は「Glad Påsk!(グラード・ポスク)!」。

仙台は、東北とはいえ、気候が温暖だと感じますが、秋田生まれの私は、豪雪や凍結に震える冬に耐えたのち、イースターの飾り付けをしながら春を迎える喜びは、よく分かります。


ところで今回のLiveは、古き良き時代のアメリカ音楽の特集です♬1920年代のアメリカのイースターにちなんだ絵葉書を見つけました。こうしたイメージを思い描きながら、楽しく演奏したいと思います。

             



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